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CMアソシエイトにご登録の皆さま、いつもご覧いただきありがとうございます!

本コラム「CM事始め」担当のPAZです。第3回目のコラムをお送りしますので、どうぞご覧ください。

まずは公共事業におけるCM方式について日本CM協会が全国各地で開催している自治体向けセミナーでの資料から、そのシートの概要について皆さまにお伝えします。第1回目はCMの背景、第2回目はCM方式の概要と進めてきましたが、今回はCM業務の内容に一歩踏み込みたいと思います。

1枚目は地方公共団体におけるピュア型CM活用ガイドライン(案)の概略ご紹介シートより、「建築事業におけるCMの業務内容」です。


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CMrが設計者や施工者、または工事監理者の業務の一部を代行するようなイメージを持たれていたら、それは誤解です。さまざまな事業の段階別にCMrが行う業務内容が示されていますのでご覧ください。前回お伝えしました「発注者の目標を達成するため、建設プロジェクト推進に必要な様々な行為を直接的、間接的に支援する役割」とは具体的にこのような実務なのです。

と申しましても、これはほんの一例です。詳細な業務の内容をお知りになりたい方へはCMガイドブックのご参照をお勧めしています。

 

2枚目のシートは、その「CMガイドブックのご紹介」です。

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このシート右側の説明が非常にわかりやすいので補足のコメントは特にありません!

ぜひ一度書店などでお手にとってご覧いただければと思います。

CMガイドブックの購入について

また日本CM協会では、年1回2日間に分けてこのCMガイドブックの内容について詳しく学ぶ場をご提供しています。

CM業務に取り組もうとお考えのあなた!

日頃からCM業務を実施している講師による「CMガイドブック集中講座」、要チェックです。

CMガイドブック集中講座について


3、4枚目のシートは「CMrの業務内容と効果」です。実際に4年間かけて行われた小学校建替え事業で実施されたCM業務の前半の流れを示しています。

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事業は1年目で条件整理と設計者選定を行い、2年目が設計期間、3、4年目が本体工事の発注と工事期間でした。

この自治体では工事の発注までを事務系職員が担い、着工以降は技術系職員が引き継ぐという特徴があり、工事や竣工後の施設運営情報を建設計画に活用することを重視されていました。また、今後続く学校建替え事業を効率よく実施するため最初の事業で標準化したいというご要望があったようです。

これらご要望を満たすため、1年目の仕組みづくりと、これまで経験のなかったプロポーザル方式での設計者選定の支援を丁寧に行い、2年目の各種マネジメント業務で確実な推進を行った点が効果的だったということです。

後半につきましては次号でお伝えします。

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認定CM資格試験実施結果と次回の実施予定

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それでは最後に、9月18日に都内のイリヤプラスカフェ・カスタム倉庫で行われた「SUPで仕掛ける水辺再生~まちづくりの課題にCMはどうかかわるのか~」を担当した当協会会員交流委員会会長にヒアリングした内容をお伝えします。

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今回もさいごまでご覧いただきありがとうございました。

第4回「CM事始め」もCM関連のさまざまな情報をお伝えしたいと思います。楽しみにお待ちください!