九州大学土木工学科でPM/CMを特別講義
九州大学の樋口明彦准教授による「土木と社会セミナー」は、学生自らが社会人あるいはCivil Engineer ・土木技術者として必要な問題意識を認識し、その解決方法を学ぶことができるよう、Civil Engineering・土木工学 だけではなく、その関連領域における最近の話題を取り上げ、実務家や専門家から解説していただくセミナー等を実施しています。学年の垣根を越えて行う合同講義で、ものの見方や考え方、価値観の異なる多様な人との交流も目的としています。
1月20日の「土木と社会セミナー」では、日本CM協会の普及委員が講師となり、PM/CMをテーマに下記内容の特別講義を行いました。
1.マネジメントとは何か
―PM/CMの過去・現在・未来― 講師:虎谷彰(山下PMC)
2.PM/CM事例研究
―公共土木事業におけるPM/CM― 講師:森山秀一(建設技術研究所)
3.土木事業のPM/CM発注者と受注者のあるべき姿
―PM/CMに関する意識改革についてー 講師:宇津橋喜禎(建設エンジニアリング)
聴講した土木工学科の学生約80名からは、「PM/CMはどういう時にやりがいを感じますか?」、「CMrを目指す場合に学生時代に心掛けることは何ですか?」など活発な質問があり、新たな職能としてのPM/CMに対する関心の高さが伺えました。