中国四国支部設立記念セミナー
2023年2月21日、日本CM協会の新支部として中国四国支部が設立されたことを記念し、中国四国地方では初となるCM協会主催のセミナーを広島市にてWEB併用で開催しました。
中国四国地方の自治体及び設計事務所・建設コンサルティング会社、ゼネコンを対象にCM方式の理解と活用検討のきっかけとなるよう「CM方式に関わる国土交通省の取組み」、「公共施設の整備事業におけるCM方式の活用事例」、「CM方式の普及に向けた日本CM協会の取組み」と三部構成で行いました。
今回のセミナーは国土交通省よりご後援をいただき、「CM方式に関わる国土交通省の取組み」について不動産・建設経済局_建設業課_入札制度企画指導室の津國課長補佐より丁寧にご説明いただきました。また、広島県、広島市、公益社団法人日本建築家協会中国支部、一般社団法人広島県建築士事務所協会、公益社団法人広島県建築士会より後援をいただきWEB参加申し込みは55名、対面参加は24名と初回としてはまずまずのスタートを切ることができました。
CM方式の活用事例では、高知県中土佐町の「中土佐町公共施設群高台移転プロジェクト」と広島市の「広島サッカースタジアムプロジェクト」について、日建設計CMの佐々木ディレクターと山下PMCの小倉部長に加えて、発注者である中土佐町役場 総務課 財産管理係の木村様及び広島市都市整備局の吉谷部長よりご紹介いただきました。地域や規模に関わらずCM方式の導入が出来ることをご理解いただけたのではないかと思います。
当支部で初回となったセミナーには、本部や普及委員会から多大な支援をいただき連携の大切さを感じたことと、発表してくださる自治体担当者、CM会社担当者と事前の打ち合わせで本音を話す機会があり、大変さもありましたが総じて楽しかったという感想です。来年度の開催内容は未定ですが、今回、事例紹介を頂いた施設の見学や地方ならではのCM導入事例紹介等、会員への情報提供に努めていきたいと思います。