能登半島地震からの復興に向けて
北信越支部におけるCM普及セミナーを8月2日(金)に金沢市にて開催しました。今回のテーマは「能登半島地震からの復興に向けて」でした。今年1月1日に発生した地震により能登地域は甚大な被害を受けました。現在も被災地は復旧が課題で、今後は復興に向けた取り組みも実施されます。この状況において3月末に石川県の建築設計3団体を中心に、被災地の復興に関わる支援や助言を目的とした能登復興建築人会議が設立され、日本コンス トラクション・マネジメント協会北信越支部は連携団体として協賛しています。
講演①では能登復興建築人会議会長の水野一郎金沢工業大学教授から「能登半島地震の復興に立ち向かう」と題して復興に向けての活動計画や事業計画等について発表していただきました。
講演②ではUR都市再生機構災害対応支援課課長河野裕一氏から「復興に向けて ~東日本大震災からの振返り~」と題して東日本大震災での復興事業に携われた経験などの事例を発表していただきました。
座談会では、当協会常務理事の服部裕一氏の司会進行で、登壇者のほかに川原会長、能登復興建築人会議副会⾧ 浦淳氏が加わり、復興に向けた各団体による自治体支援について、実務経験や復興にかける思いや自治体への対応など活発な議論が交わされました。また、質疑応答にも時間が割かれ、充実した内容となりました。
このセミナーには、国交省北陸地方整備局、能登復興建築人会議の後援をいただきました。
参加者は、対面で39名、リモートで34名でした。