CM選奨企画委員会では、CM選奨制度の、より効果的な企画・運営を行うための参考としたく、会員の皆様へのアンケート調査を実施いたしました。結果がまとまりましたので、ここにご報告いたします。
お忙しい中、回答にご協力いただいた会員の皆様には、深く感謝いたします。
アンケートの概要
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実施期間:2023年5月17日~6月2日
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実施方法:WEB方式にて回収
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アンケートの主催:CM選奨企画委員会
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回答者数:247名
ご回答いただいた方の概要
CMを主たる業務としている方、していない方と満遍なくご回答いただけました。
あなたはCM(コンストラクション・マネジメント)を主たる業務としていますか
- CMを主たる業務としている
- CM業務をしているが、主たる業務としていない
- CM業務をしていない
自身で応募に携わった経験のない方からも多くのご回答がありました。
あなたはCM推奨に自身で応募、または同僚等の応募の支援等、何らかの形で携わった経験がありますか
- 何らかの形で応募に携わったことがある
- 応募に携わったことはない
応募要項について(応募経験者対象)
要項の分かりやすさについては、選奨企画委員会でも毎年議論しています。
おおむね、ご理解いただけています。年ごとに大きく変更することは避けたいと考えていますが、改善については継続して検討していきます。
あなたは、応募に携わってみて、CM推奨の募集要項はわかりやすかったと思いますか
- はい
- いいえ
多くの方が、おおむね表現できたと考えられているようです。
要項をよく読み込んで応募されていると思われます。
あなたは、募集要項に沿ってプロジェクトの応募趣旨が表現できたと思いますか
- はい
- どちらともいえない
- いいえ
CM選奨の認知度
認知はされているようですが、一定数の方が閲覧したことがないことが分かりました。
協会が選定した好事例ですので、是非、活用していただきたいと思います。
あなたは、CM推奨受賞プロジェクトが協会HPに掲載されていることを知っていますか
- 知っており、閲覧したことがある
- 知っているが、閲覧したことはない
- 知らない
チェレンジ奨励賞が新設されたことは、多くの方がご存じないようでした。
事前のプロモーション不足であり、今年度の反省に活かしていきたいと考えます。
CM選奨2023より、チャレンジ奨励賞 が新設されたことを知っていましたか
- はい
- いいえ
CM選奨の応募しやすさ
応募資料作成について、負担が大きいとお考えの会員が多数となっています。
負担軽減についても、選奨企画委員会では継続して検討していますが、審査に必要な情報をどのように絞っていくかは議論の分かれるところです
あなたは、応募資料尾の作成について、負担が大きいと思いますか。
- 負担が大きいと思う
- 大きいとは思わない
- どちらともいえない
2023では、上限枚数を削減しました。
ほぼ適正、との答えが過半数を占めており、負担感は大きいものの必要な分量であることのコンセンサスが概ねにおいて得られていると考えます。
2023年度は応募資料の上限枚数を削減しました(10枚から7枚) あなたは、このページ上限数は適切だと思いますか。
- ほぼ適正だと思う
- どちらともいえない
- 多いと思う
- 足りないと思う
応募の理由
応募の動機で最も大きなものが、所属組織の指示によるものでした。
多くの会員企業でCM選奨の役割が認知されている一方で、会員個人にとっての意義とメリットの浸透にも努めていく必要があると考えます。
CM選奨に応募した理由をお聞かせください。(複数回答可)
応募したいができない方が、一定数存在しました。
応募の間口を広げていく工夫を継続して検討していきます。
今後の、CM推奨応募への意向についてお聞きします
- 応募するつもりはない(応募に関与するつもりはない)
- 関心はあり、応募したいができない(応募に関与したいができない)
- 応募したい(応募に関与したい)
- その他
応募しない、できない理由の最も大きなものはプロジェクトがない、というものでした。
CM業務への社会のニーズが高まる中、CM普及について会員に対しても働きかけていく必要があるのかもしれません。
「応募するつもりはない」。「応募したいができない」、とお答えになった方に質問します
応募するつもりはない理由、または応募の障害となる要因があれば、お答えください(複数回答可)
CM選奨制度への要望
最も多い回答が特になしでしたが、会員の皆さんの活動が、さまざまな分野へ広がっていることが推察される結果です。。現在のCM選奨は、HPの受賞プロジェクトをご覧いただけばお判りいただけることではありますが、LCMやCRE分野など、すでにかなり幅広な分野を審査対象とし、優秀賞、特別賞にも選定されています。
その他、自由記述に寄せられた主なご意見ご要望
審査について
審査基準があいまいではないか、受賞が大手会社や大規模プロジェクトに偏っているのではないかとの意見のほか、選考の理由やプロセス、また落選の理由を知りたいとの要望がありました。
認知と開示について
認知度がまだまだ足りていない。(受賞者について)実際の契約額や個人の考え方など、もっと知りたい情報がある。セミナーなど開催してほしいとの意見がありました。
あり方について
用途や応募者属性によるカテゴリー別募集にしてはどうか、逆にカテゴリーを決めない方が良いなどさまざまなご意見が寄せられました。また、小規模プロジェクトが応募しにくいという意見も出されました。
応募件数を1社3件から5件に戻してほしいなどの意見もありました。
また、CMの拡大に貢献していないのではないか、形骸化しているのではないか、という意見もありました。