第49回 CMAJフォーラム

49CMAJフォーラムが3/20(木)18:30~開催されました。

鹿島建設 宮本久士様、山本明男様を講師に招き、「東北震災復興事業におけるCM活用事例:鹿島での取り組み」について講演いただきました。当日は、本部の参加者47名に加え、インターネット中継で関西支部から9名、九州支部から6名が参加しました。 

今回のフォーラムは2 部構成で、前半は宮城県女川町で都市再生機構(UR)発注者となり進めているまちづくり事業における新たなCM方式について宮本様に講演いただきました。女川町震災復興事業においてCM方式が導入されるに至った経緯と契約概要の紹介ののち、専門業者選定のフローやオープンブックのフローについて現実にどのように実施されているかを説明されました。

後半は、宮城県の石巻水産物地方卸売市場事業において採用されたアットリスク型CM方式について山本様に講演いただきました。CM方式導入経緯のご説明の後、この発注方式における留意事項を8項目挙げられ、各々の解説をいただきました。最後に、アットリスク型CM方式の課題と今後の展望をお話しされ、講演は終了しました。

講演後、予定時間を超過するほど活発な質疑があり、震災復興事業におけるCM方式の活用について、皆様が強い関心を抱いておられたことを伺える、中身の濃いフォーラムであったと思います。 

フォーラム後の意見交換会では約20名の参加を頂きまして、宮本様、山本様を囲み盛況にて終了いたしました。

配布資料(PDF)