CMAJフォーラム開催レポート

第84回CMAJフォーラムが7月31日(火)に開催されました。明豊ファシリティワークス株式会社の原村智行様を講師に招き、CM選奨2018で最優秀賞を受賞した、『レゴランド・ジャパンプロジェクト』についてお話しいただきました。CM専門会社、設計事務所、総合工事会社、不動産・金融関連所属の会員を中心に59人の方にご参加いただきました。


 講演内容は、発注者側PMRのプロジェクト紹介VTRからスタートし、海外事業者とCMRが言語や商習慣、法令などの違いを乗り越え、緊密に連携して、工期・コスト・品質を目標通り達成された様々な手法の紹介を頂きました。特に予算内に完成させるため、欧米と日本のコスト構成の違いを何度も角度を変えて検証されていました。プロジェクトの戦略的なパートナーとして発注者とともに、先の展開を読み、常に先手を取ったリスク回避や低減を密に行っていくことが大切であり、CMRの役割であると再認識しました。


意見交換会にも20名近くの方がご出席になり、講演では聞けなかった内容も含め、積極的なディスカッションと会員間の意見交換が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。

 

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「第83回CMAJフォーラムが5月23日(水)に開催されました。株式会社サトウファシリティーズコンサルタンツの佐藤隆良様を講師に招き、『オリンピック後の建設業における動向と建築費の展望』という演題でお話いただきました。CM専門会社、設計事務所、総合工事会社、不動産・金融関連所属の会員を中心に68人の方にご参加いただきました。
 
講演内容は、『需要と供給、労働力、市場の状況』などの要因から2025年までのオリンピック後の建築費の下落の行方を、2年前のCMAJフォーラムで講演いただいた内容と比較と明年の消費税アップの要因を踏まえ、再度予測していただきました。今後に向けて、ロンドンオリンピック後の巨大英国建設会社の破綻の要因が、労務コストの高騰が一因であることから、東京五輪後の建設業にとっては、働き方改革と生産性向上は企業にとっての喫緊の課題であることをご説明いただきました。


意見交換会にも20名近くの方がご出席になり、講演では聞けなかったより一層深い内容も含め、積極的なディスカッションと会員間の意見交換が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。

 

 配布資料

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第82回CMAJフォーラムが4月26日(木)に開催されました。今回のフォーラムは、一昨年夏の国民投票以来、Brexitで揺れるイギリスを代表する国際的エンジニアリング・コンサルティング企業であるArupの小栗新様を講師に招き、『イギリス系コンサルタントが捉える日本市場 – 建築のエンジニアリングとマネジメントを超えて』という演題でお話をいただきました。CM専門会社、設計事務所、総合工事会社の会員を中心に76名の方にご参加いただきました。講演では、建築・インフラ分野の海外企業であるArupのビジョンやグローバル戦略に加え、同社が我が国をどのようなマーケットと捉えているのかを紹介していただくことで、日本市場を客観視し、新たな気付きを得る機会にできたのではないかと思います。

意見交換会にも約20名の方がご出席になり、小栗様を囲んでの更なる議論や、出席者同士の交流も深められ充実したフォーラムとなりました。

 

 配布資料

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81CMAJフォーラムが221日(水)に開催されました。今回のフォーラムは、CMガイドブック第3版の編集委員会委員長として改訂作業を取り纏めた、当協会理事で山下PMC社長の川原秀仁氏に改訂内容の主なポイントを解説していただきました。CM専門会社、設計事務所、総合工事会社、不動産・金融関係などの幅広い会員・非会員の計91名の多数の方ご参加いただきました。講義では、今回の改訂ポイントのひとつである多様な発注方式に対応したCMrの業務体系の変更や、それに必要なスキル・知識についてなどわかりやすく解説していただきました。最後に、わかりやすいCMガイドブックを活用して発注者が自前でCM業務をおこなうのでなく、専門家であるCMrに委託されるように普及・発展に努めて欲しいと提唱されました。

意見交換会にも約20名の方がご出席になり、講演内容をもとに一層深い内容で積極的なディスカッションが行われ充実したフォーラムとなりました。

 配布資料①
 配布資料②新旧比較表
 配布資料③事例集一覧

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