CMAJフォーラム開催レポート

第60回CMAJフォーラムが7月14日(火)に開催されました。

 

今回のフォーラムは日経アーキテクチュア 編集委員の真部保良様を講師に招き、「多様化する発注方式と期待されるCMr-ジャーナリズムから見たCM業務」 について第3者の視点でCMの役割について語っていただきました。今回は、2部形式の構成でフォーラムを開催しました。1部では、ECI方式やDB方式な どで、実施設計とコストのコントロールがゼネコンの業務にシフトする現在、CMrはより川上である発注者業務の領域に進出するべきとの提言もありました。 また、2部では参加者を交えてのフリーディスカッションがおこなわれ、ズバリ今後の2020年までの建設業界の動向~今後、進むべく建設イノベーション (BIM・FM・IOT)の領域まで多岐にわたる活発な議論がなされました。参加者62名が参加しました。

フォーラム後の意見交換会では、フォーラムの中でできなかった質疑も活発になされ、盛況にて終了いたしました。

配布資料(PDF)

講義の様子
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第59回CMAJフォーラムが5月20日(水)に開催されました。

今回のフォーラムは(株)NTTファシリティーズ 建築事業本部コンストラクショマネジメント部の柴田盛仁様を講師に招き、玉川高島屋各プロジェクトにおけるCM業務の概要を紹介していただきました。本プロジェクトは商業施設の総合的なリニューアルおよび新築工事のモデルケースとなる難易度の高い事例であり、短期間にプロジェクトを解決するためのスケジュール管理やコスト管理、発注戦略など、他の多くのプロジェクトにおいても応用可能な工夫が多数盛り込まれており、大変有意義なフォーラムとなりました。当日は参加者37名が参加しました。

フォーラム後の意見交換会では、フォーラムの中でできなかった質疑も活発になされ、盛況にて終了いたしました。

 

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第58回CMAJフォーラムが4月14(水)に開催されました。

今回のフォーラムは(株)三菱地所設計 コンストラクショマネジメント部の小川 真隆 主幹様を講師に招き、津波避難施設を併設した幼稚園を紹介していただきました。本プロジェクトは学校関係の総合的な津波避難計画のモデルケースとなる事例であり、同様の課題を抱えるプロジェクトにおいては発注者のみならずCMrにとっても応用可能な工夫が多数盛り込まれていました。CMRとして事業初期段階から深くかかわりプロジェクトの枠組みを構築するとともに、難易度の高い課題を短期間に解決するための発注戦略案についても立案し実施されています。他の多くのプロジェクトで、参考になる事例であるとことが示されており、大変有意義なフォーラムとなりました。当日は参加者52名が参加しました。

フォーラム後の意見交換会では、フォーラムの中でできなかった質疑も活発になされ、盛況にて終了いたしました。

配布資料(PDF)

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第57回CMAJフォーラムが2月18(水)に開催されました。

今回のフォーラムはUR都市機構の審議役である渡部英二 様を講師に招き、「震災復興CMプロジェクトの現況と展望」をテーマとして開催しました。東日本大震災より4年が経過しようとしており、様々な課題に直面しつつも12市町・19地区に亘る復興事業では、膨大な事業量を限られた人員の中で早期に執行するための新たな仕組みとして、CM方式の活用、コストプラスフィーの導入、地元企業の優先活用が導入されています。渡部様は導入経緯と制度設計、導入効果、11項目に及ぶ改善内容を解説された後、CM方式の活用が効果的なケースを紹介されました。また、発注者と受注者の立場の違いによる発想のずれを噛み合せることの大切さを語られました。

当日は、本部の参加者51名に加え、インターネット中継で関西支部から11名、九州支部から5名、合計67名が参加しました。

フォーラム後の意見交換会では、フォーラムの中でできなかった質疑も活発になされ、盛況にて終了いたしました。

配布資料(PDF)

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