CMr視点をもつこと
株式会社NTTファシリティーズ
データセンターエンジニアリング事業本部 柳樂 和哉
私は現在、NTTグループの設計事務所に所属し、意匠設計を担当している。意匠設計が主な業務ではあるが、CM業務の一端も実施している。
発注者がNTTグループのどこか+設計者はNTTファシリティーズ、と「NTTグループ」としてのプロジェクトも多い。設計者ながらもNTTグループのことを考え、発注者的思考を持って物事を決めることも多い。まさにCM的な思考をしながら調整・課題解決を図っている。
また、NTTグループにいると、心構えの話だけではなく実際に発注者の立ち位置になることもある。グループ内の人事交流で発注会社側に異動することもよくある。先日も、あるプロジェクトの総合定例では、以前は自分の部下だった人が発注者側に座っており、進捗の報告をさせていただくようなこともあった。また他のプロジェクトでは、先月の打合せ
まで発注者として向いの席に座っていた人が、次の打合せからは設計者側で隣の席に座っていることもある。そんな状態なので、NTTグループの外から見たら発注者なのか設計者なのかよくわからず、設計者の立場を超えて、NTTグループとしての判断を求められることがある。
昨日の敵は今日の友という言葉もあるが、昨日の発注者は今日の同僚。発注者・設計者という二項対立ではなく呉越同舟とも言うように一つのプロジェクトに乗り合わせたら一丸となって進まないといけない。そんなときCMrとしての視点は役に立つ。意匠設計の視点を一旦遠くにおき、発注者に寄り添ったCMrの視点から同じプロジェクトを見渡すと違った判断が生まれてくる。CMr視点と意匠設計視点の複眼的な視点を持ちながら、NTTグループとして、より良いプロジェクトを社会に生み出していきたい。
昨年は、元日に志賀町を震源とする最大深度7を観測する能登半島地震が発生し、建物倒壊などにより多くの方が亡くなる悲しい幕開けとなりました。当支部においては、全国5支部長が集まり被災地の視察を行い、本会の川原会長にも被災地を視察していただきました。支部役員でも被災状況の確認と、内灘町、穴水市、輪島市、珠洲市等の職員の方々からお困りごと等の聞き取りを行いました。加えて、JIAや能登復興建築人会議等の他団体と復旧や復興に関する勉強会を行ってまいりました。能登半島地震の発災から1年を過ぎ、一刻も早い復旧と復興に向けてさらに活動を強化してまいります。









